昨日は、勤労感謝の日でした。日々のお仕事、ご苦労さま〜っです〜。で、きょうは、その振り替えで、お・や・す・み
です〜。
さて、この勤労感謝の日は、この時期、各地で催される、収穫祭のイメージが強いと思います。 実際、勤労感謝の日、は新嘗祭(にいなめさい)を意識して、制定された祝日であるもののようです。。「新嘗」とはその年収穫された新しい穀物のことを指します。
先週も、東京のビッグサイトでは、農林水産省主催の、実りのフェスティバル(47回目)が大々的に開催されております!
新嘗祭は、古くからの国家の重要な行事であり「瑞穂の国」の
祭祀を司る最高責任者である大王(天皇)が国民を代表して、農作物の恵みに感謝する式典だったのです。
ですので、冒頭で、書いた、日々の労働への感謝、という意味よりも、むしろ、収穫に感謝する意味合いが強い、ということになります。したがって、言葉的にはアメリカのLabor Dayに相当しそうですが、実際的には「新嘗祭」なら、Thanks Giving Dayに相当するのではないかと思われます。
そういう意味で言うと、農耕民族である日本人にとって、この新嘗祭は、大変重要なイベントで、実際、歴史的にも、上述した天皇が取り仕切って実施してきています。
文献的にも、日本書紀で皇極天皇元年(642)の11月16日に新嘗祭の記述が最初のものです。この日は西暦では642年12月12日で、干支は丁卯にあたり、既にこの時代には新嘗祭は11月の第二卯日というのが、確立していたようです。642年というと、いまから、1400年前(否、1350年前ですか^^;)のことであります。
さて、遷都くん、で物議を醸した、平城遷都は1300年、ですから、平城京のできる前の出来事、でもあるわけです。(ちなみに、平城遷都は、2010年、ですね!)
(参考文献)
*最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
【お知らせ】第2弾、四国セミナー(愛媛特集)11月30日(日)、新宿NSビル!
最後に、収穫祭で検索すると、なぜか、ともさかりえのブログに当たりました。→ ここ
ともさかりえさん、CMは、
■白鶴酒造株式会社「まる」をまず、思い浮かべます、が、
■四国を中心に展開中の食品スーパー「マルナカ」 や
■食料自給率向上に向けた国民運動「FOOD ACTION NIPPON」
もやってるんですね〜!